サービス内容

業務分析・課題分析

現状分析

ヒアリングなどから収集した情報から定性的な観点から問題を整理します。
開発業務であれば、開発工数の予実データ、不具合発生・対策状況などから定量的な分析を行い問題を整理します。

あるべき姿の設定

開発組織として本来、どのような開発をすることで、事業や社会に貢献できるのか、あるべき姿を設定します。

ギャップ分析

現状とあるべき姿とのギャップが課題になります。現状分析で整理した問題について、どの問題を解決していけば、あるべき姿に近づけるのか、優先度を付けながら課題を明確にしていきます。

開発・設計業務のご支援

暗黙知の形式知化

図面作成やコーディングなど設計実務に追われて、作るべき設計ドキュメントが作成されない、もしくは更新されない、ということはありませんか?

設計する上では、なぜこの仕様値に至ったのか、経緯や背景を残しておくことが重要です。理由は、別の人が担当することになったとき、再現性ある設計ができるようにするためです。設計ドキュメントを作成する意味は、決定に至る検討経緯も含め文書に残すことで、ベテランから若手にノウハウを継承し再現性ある設計をするためです。

設計実務が多忙な故に、ドキュメント化されていないノウハウを設計手法やフレームワークを活用して見える化・形式知化をしていきます。

要件定義

開発納期や予算はしっかり決まっているのに、肝心な要件や仕様が未確定なまま開発が進んでしまうことはありませんか?近年の制御製品は、多機能化や他システムとの連携が進み、考慮すべき要件や仕様や多岐に及ぶことあります。その一方で、製品化を急ぐあまり、要件が曖昧なまま開発をスタートしてしまうことが日常的に起こっています。要件が曖昧なまま開発を進めてしまうと、設計途中での変更や不具合発生の原因などになってしまい、設計品質の低下や開発工数の増加を招いてしまいます。

要件のどこが曖昧なのか、曖昧な要件をどうしたら具体化できるのか、そんな悩みを解決する手法として『要件ばらし』があります。

要件ばらしは、ロジックツリー形式で要件を具体化していく手法で、仕様値まで具体化していくことが可能になります。また、ツリー形式で具体化できていない部分が視覚的にも容易に把握できるため、要件の検討漏れ防止にも役立ちます。

設計の標準化

依頼元である顧客の要求に忠実に対応することによって、気が付いたら多種多様な製品が出来てしまい部品や構成の管理が膨大な作業になってしまった、ということはありませんか?

顧客要求に応え顧客満足度を上げていくことは重要ですが、これによって内部での生産性が非効率化してしまうことは本末転倒とも言えます。顧客要求に応えながらいかにして設計を効率的に進めていくか、そのポイントとなるのが設計の標準化です。各製品に対して共通に適用していく固定部分と、顧客要求に合わせカスタマイズを可能とする可変部分とを、仕様段階から明確化することが重要になります。

このような仕様検討段階から、固定部分・変動部分とを区別し設計していく方法を取り入れ設計標準化を進めるアプローチをご支援します。

設計コスト削減

価格競争に迫られる中で、材料費や構成部品のコスト削減に苦慮する製品開発も少なくありません。設計終盤になってくると、コスト削減が可能な材料や部品は、変更による影響を考えると限定的になってしまいます。そうなると効果的なコスト削減は難しなってしまいます。

抜本的なコスト削減を実現するには、開発上流段階からの検討が必要になります。競合を意識するあまり、要件や仕様が過剰スペックになりすぎていないか、要件定義の段階から見直していく必要があります。そして要件を実現する手段である、構成部品類が適切かどうか確認する必要があります。高品質に拘るがあまり、仕様に対して高性能・高精度な部品を使っていないか確認が必要です。特に高額な構成部品に対して見直しの余地があるか検討していく必要があります。

出来そうな所からコスト削減するのではなく、要件、実現手段、それぞれの妥当性から確認し、高額な実現手段から検討を進めるアプローチをご支援します。

業務プロセス改革のご支援

開発業務プロセスは、開発対象の製品や、開発体制・組織によって、それぞれ異なります。
一般的には、ウォーターフォール開発、アジャイル開発、開発V字モデルなど様々な開発スタイルが存在します。また、各プロセスにおいてもCMMIやAutomotive-SPICEなどのリファレンスとなるプロセスモデルがあります。

数多くの参考とすべき開発モデルやプロセスが存在しますが、開発業務プロセスとして重要と考えるポイントの一つとして、マイルストンと達成基準の設定があります。開発の各節目と、節目ごとの目標となる達成基準を明確にすることで、どのような成果物とその完成度が必要なのかを具体化することができます。成果物とその完成度が具体化できれば、その成果物を作るための、インプットと検討手順を具体化していくことができます。これが業務プロセスとなります。

プロジェクト管理のご支援

プロジェクト管理で必要なことは、QCDの予実管理と課題管理であり、懸念事項の先読み(リスク)を抽出・管理することで安定性が増すと考えます。そして、プロジェクトの再現性を高めるためには振り返りをしっかり行うことが大切です。これによりPDCAが回るようになり、プロジェクトの効率化を図ることが可能になります。

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